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個人事業主として独立開業をする際、まず考えるべきなのが売上の確保。しかし、同様にランニングコストに関しても、しっかりと考えていくようにしなければなりません。コスト削減について、どのようなことを考えるべきかを紹介していきます。
会社員の場合、備品や交通費など、仕事にかかるお金は会社が負担してくれるのが一般的です。しかし、個人事業としてやっていくのであれば、それらのお金も全て自己負担となります。会社の利益は「売上-コスト」で決まります。つまり、多額のコストをかけていれば、それだけ売上も圧縮されてしまうのです。売上を上げるには、取引先や案件を増やすだけでなく、コストの削減も考えていくべきです。
まず考えるべきは、オフィスに関するコストです。大人数を抱える会社であれば、それなりの規模のオフィスを借りるべきですが、その分家賃が高額になります。また、最近ではテレワークの普及により、大きなオフィスが不要な働き方ができる仕事もあります。オフィスに関しては、小規模にしていくことでコスト削減ができますし、レンタルオフィスを使うなどの方法もあります。
現在は個人で電話の固定回線を持つ人は減っていますが、オフィスがあるなら代表電話は必要でしょう。ただ、今では電話代を削減できるサービスもそろってきています。どのような形で削減ができるか、一度今の契約を見直してみるといいでしょう。
電気代や水道代、通信料も、積み重なるとバカにならないコストになります。細かい削減をしていくのはもちろんですが、プランの見直しなどをすることによって、コストを削減できるケースもあります。
ランニングコストは、普段はあまり気にしないところですが、意外とムダが多いものです。タイミングを見て、しっかりと見直すようにしましょう。